CHELSEA'S NOTE ~ 英国が好き!

心が求めて止まない国 英国。  美しい英国の街や村をぶらっと散歩している気分になれるような               そんなページを作っていきたいです。

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建物の中の1室で感激のあまり動けなくなってしまいました。
それがこの部屋 「The Whistler Room」です。
ひとたび足を踏み入れたとたんなんとも優雅な気持ちになってしまうぐらい美しいこの部屋の装飾。
近づいてよく見るとそのほとんどは壁に描かれた「絵」なんです。

1935年頃からMottisfont AbbeyはRussell夫妻の所有となりますが、夫人のMaud Russellさんが芸術家たちのリッチなパトロンであったため この館にはたくさんのアーティストやデザイナーが集っていて その中のひとり Rex Whistlerさんがこの装飾を描いたそうです。

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実際に柱のある部分と描かれた柱の部分が混在していて 見ているうちに現実と虚構が混ざってきて なんというか現実の世界と違うどこか異次元空間にでも彷徨っているような不思議な感覚。
それが部屋の優雅さと相まってすっかり夢見心地になってしまいます。

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なんとこれもフラットな壁に描かれた絵なんです!
この湯気も!!

あまりの驚きに ず~っと口を開いたまま長い時間この部屋にみとれていました。

「あなた このお部屋が本当に好きなのね」とお部屋の監視係の人から声をかけられちゃうぐらい。
そして 横から同じく男性スタッフの方が
「モティスフォントでは ボランティアスタッフを募集していますよ どうですか?」と。

素敵なオファーですよね。  できることなら応募したいです~

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館の中のお部屋はどのお部屋もRussell夫人の影響が強いせいか女性好みの部屋が多く とても見ごたえがありました。
少しアールヌーボー調のこの部屋のバラのテーブルセッティングがとても素敵でした~

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こんなテーブルでディナーなんて 想像しただけでため息ものです。 うっとり・・・

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お屋敷の中でキッチンとして使われていた部屋が今はナショナルトラストが運営するティールームになっていました。
紅茶に合いそうなケーキがいっぱいです!
選んだのは手前にある丸いタルト 「treacle tart」です。
ゴールデンシロップとパン粉とレモンのフィリングを焼きあげた英国ではポピュラーなあま~いタルト。
英国のティールームでは紅茶はポットサービスが普通なのですが、このぐらい甘いケーキにはポットひとつ分の紅茶があってちょうどいいぐらいです。
カップ1杯だけだと絶対足りない!

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天井が高くて気持ちのいいティールームです。
歴史ある建物の洗練されたデザインの窓枠から入る光が美しい。

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ガーデンの芝の中に大きなテントがあって ガーデンパーティーのプロモーション用でしょうか パーティーテーブルのディスプレイがありました。

この椅子は英国ではウエディングの際などによく使われていますが、フランスのナポレオン時代の椅子 ナポレオンチェアが元になっています。

そしてこのテーブルセッティングに注目です。
英国での伝統的なティーフーズはサンドイッチ・スコーン・ペストリー等 手でつまめるものばかりです。
セッティングにフォークがないのはそのためです。
ナイフはスコーンにクロテッドクリームやジャムを塗るために使います。

ティーカップやプレートの柄がバラエティに富んでいてとても楽しくパーティー気分を盛り上げていますね。
こんなにいろいろあっても そのすべてがバラの絵柄!
やっぱりティーテーブルには「バラ」がいちばん似合います。



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数年前のことですが、ロンドンのChelsea Physic Gardenのオープンテラスでランチをしていると 相席していたご婦人に「日本の方かしら?」と話かけられました。
その方はサウジアラビアの方でお話から察するに浮世離れしたいわゆる富豪のようでした。
大の日本好きだそうで、「奥の細道」や歌舞伎にハマっているとのこと。

外国に行くとつくづく感じるのは日本の文化の中で語れるぐらい好きな得意分野を持っていることの大切さです。
歌舞伎 好きですよ~。
日本に住んでいる分 数を見ていますから片言ながら話すことはいっぱいあります。

たどたどしいながら歌舞伎談義で盛り上がったあと 英国に何しに来たのか聞かれました。
バラと紅茶が人生のテーマでガーデンやティールームを訪ねてまわっているけれど あなたはどこのガーデンが好きですか? と尋ねてみました。
すると 間髪を入れず即答でした。

「Mottisfont Abbey」

そこからは彼女のオンステージ。
Mottisfont Abbeyがどれほど素晴らしいのか ガーデンデザインやデザインをしたグラハム・トーマス氏の話 さらにはオールドローズの魅力まで お好きなトピックだったらしくどんどん早口になるので途中からは内容はさっぱりわかりませんでしたけれど、とにかく英国の人々にとって別格のバラの名所なのだということは思いっきり伝わってきました。

その日から数年が経ちずっと憧れの地だったMottisfont Abbeyを訪れることができました。

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Mottisfontはロンドンの南東に位置していて 現在はNational Trustが管理するPropertyになっています。
リーフレットの裏にはかわいいマップが描かれていました。
まるでプーさんの100エーカーの森みたいです。
広大な敷地の中の左端のところにあるレンガで囲まれたところがWalled Garden 憧れのバラの園です。

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名前の通りまわりを古いレンガで囲まれたとても広いガーデンでした。
なんともいえない風合いに古びたレンガにオールドローズが絡んで 手前の色彩を熟考して植えられた英国らしい草花とのハーモニーが素晴らしいですね。

「壁に沿うバラ」
歴史が刻まれた壁の石やレンガの独特の質感 そこに英国流に横に長く長く誘引されたバラが美しく映え 特別な風景を作り出しています。
英国中で見られるこのバラの楽しみ方こそが 初夏の英国カントリーサイドの旅を忘れがたいステキなものにしているものかもしれません。

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6月の始め 例年ならバラが満開の時期ですが、この年は歴史的に気温の低い春の影響で見ごろはまだまだ先でした。

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見ごろを迎えるとこんな風景が見られます。
この風景をまた見に来ることができる日を夢見ながら 建物の方に向かいました。
(1枚目の画像はこの建物で出会った1コマです)

つづく


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