
このブログでも何回か書いていますが、インターネットの普及で
遙かな異国がとても身近になりつつあります。
たとえば英国に行く時 何年か前は英国在住のホテル斡旋業の方に
手数料をお支払してB&Bやホテルの予約をお願いしていました。
それが今では世界中のホテルを簡単に検索して日本語で予約できるようになりました。
私が使っているのは
Booking.com というサイトです。
まず旅の目的地の住所を調べてその地名をBookin.comの行先のところに
入力し 希望の日にちを入れて検索します。
候補に出てきたホテルの内の一つを選んでそのページにある地図を
クリックすると目的地周辺の地図が大きく表示されて
予約可能なホテルが地図上に表示されます。
目的地との位置関係や周辺の名所などひと目で把握できて
とても便利です。
また、ホテルの写真もたくさん掲載されているので
客室の様子やロビーの様子を見て好みと予算に合ったホテルを
簡単に探すことができます。
このホテルは朝食を楽しむことができるステキなコンサバトリーの
写真に惹かれて予約しました。
すでに入口のところから期待通りです。

曇りや雨の日が多く 太陽の陽射しが貴重な英国では、
この温室のようなコンサバトリーがとても人気です。
明るくてとても気持ちのいい空間です。
(日本では夏の暑さのせいで躊躇してしまう建築物ですが)

イングリッシュブレックファーストも絶品でした。
このメニュー ベーコンやソーセージのクオリティーが
美味しさの大切なポイントである気がします。
英国南西部のこのあたりは酪農が盛んなこともあって
お肉や乳製品が格別です!
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エクスムア国立公園の西にNational Trustが管理する
Arlington Court というカントリーハウスがあります。
オーナメントやテキスタイル、壁紙や調度品に
オリジナリティーが溢れていて 見ごたえがあります。

外観がどちらかと言うとシンプルで質素な印象なので
中に入った時の凝った装飾やゴージャスな意匠とのギャップに
驚かされます。

正面入り口から入ったところのホールです。
階段を上がったところの美しい柱が印象的です。

館の一画にナショナルトラストが運営するティールームがありました。

中はこんな感じです。
大きな窓と高い天井!
カントリーハウスの中にあるティールームならではの
快適な空間です。

ナショナルトラストが運営するティールームは
カフェテリア方式のところが多いです。
ずら~ っと並んだ伝統のお菓子の数々♡
上の段には スコーン、キャロットケーキ、コーヒーケーキにチョコレートケーキ
英国でのティールーム訪問も70軒を超えましたが
これらの定番のケーキたちはどれも紅茶に本当によく合います。

どれにしようか迷いに迷って
やっぱりスコーン。
デボン地方のスコーン 本当に美味しいんです。
私が焼くスコーンもこのバター多めのデボンのタイプ。
1日も早く日本でたくさんの人達に楽しんでいただきたいなあ。

Devonの田舎道を車で走っていると 突然こんな看板が現れました!
え? ティーガーデン? どこに?どこに?
それらしい建物は見当たらず ただこの看板だけがこうして道路沿いに立てられていて 道の反対側にはちょっとした駐車スペースがありました。
これは素通りするわけにはいきません!
車を停めて調査しないと!
しかも看板に近づいてよく見ると National Trust の文字が。

道路からのぞくとそこには美しい渓谷がありました。
高い山もなくひたすらなだらかな丘が続く英国では
貴重な景観なのかもしれません。

急な斜面を下って 清らかな渓流まで下りていくと
その向こうに ステキな建物が見えてきました。

緑豊かなエクスムア国立公園の美しい渓谷の景色を
360度のパノラマでゆっくり楽しめるティーガーデン!
なんだか桃源郷に迷い込んだようです。

中に入ると 定番のスイーツの他にお肉や野菜やソーセージの
Pastyもたくさん並んでいました。
右端のものはコーニッシュパスティーとしてロンドンなどでも
みかける独特の形です。
どれも美味しそう!

あちこち写真を撮ってテーブルに戻ると・・・
かわいらしいお客様がテーブルに。
もしかしてこの大きなスコーンを持って行っちゃうつもりだったのかなあ。。。